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2025年10月20日

【美肌の新常識】マイクロバイオームとは?腸内フローラとスキンフローラを整える「育菌」習慣

本当の美しさは、体の内側から育まれます。

「高級なスキンケアを試しても、なぜか肌荒れが繰り返す…」「最近、なんだか気分がスッキリしないし、疲れやすい…」そんなお悩みの根本的な原因は、実はあなたの体の中に住む”小さな住人たち”にあるのかもしれません。

「腸活」が健康と美容のキーワードとして定着しましたが、今、そのさらに先を行く概念として世界が注目しているのが「マイクロバイオーム」です。これは単なる腸内細菌の話ではありません。

私たちの皮膚や腸をはじめ、全身に存在する無数の微生物たちが、まるで「もう一つの臓器」のように機能し、肌のコンディションから心の健康、さらには免疫力に至るまで、あらゆる側面に深く関わっていることが最新科学で次々と明らかになっています。

この記事を読めば、マイクロバイオームの基本から、美肌の鍵を握る「腸内フローラ」と「スキンフローラ」の整え方まで、今日から実践できる具体的な方法がわかります。

最先端の科学が解き明かす「菌と共に美しくなる」新常識を学び、内側から輝くような健康と美しさを手に入れましょう。

マイクロバイオームとは?あなたの体に住む「もう一つの臓器」

私たちは無数の微生物と共生する「超有機体」です。

マイクロバイオーム(microbiome)とは、私たちの体内や皮膚など、特定の環境に生息する微生物(細菌、真菌、ウイルスなど)の集合体(マイクロバイオータ)と、それらが持つ遺伝情報のすべてを指す言葉です。

驚くべきことに、私たちの腸内には約1,000種類、100兆個もの細菌が存在すると言われています。

これは、私たちの体を構成する細胞数(約30兆個)をはるかに上回る数です。

微生物は、腸だけでなく、皮膚、口の中、鼻、生殖器など、体が外部と接するあらゆる場所で、それぞれ独自のコミュニティ(生態系)を築いています。

なぜ今、マイクロバイオームが注目されるのか?

近年、「マイクロバイオーム」という研究が大きく進んでいます。
そのきっかけとなったのが、「次世代シーケンサー(NGS)」という、体の中のDNAを詳しく調べる新しい技術です。

この技術のおかげで、これまで分からなかった腸内や肌の中の小さな微生物(マイクロバイオーム)の種類や働きが、少しずつ明らかになってきました。

研究が進むうちに、これらの微生物が肌の調子や免疫力、代謝などに深く関わっていることも分かってきています。
そのため、最近では「腸内環境を整えること」や「自然の力で体を温めること(酵素風呂など)」が、美容や健康のために注目されているのです。

腸内フローラの驚くべき影響力|肌も心も腸が司令塔だった

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、全身に影響を与えます。

マイクロバイオームの中でも、最も研究が進んでおり、私たちの健康に絶大な影響力を持つのが腸内に広がる「腸内フローラ※」です。

腸内フローラは、単に食べ物の消化を助けるだけでなく、全身の健康をコントロールする司令塔のような役割を担っています。

※私たちの腸の中にすんでいるたくさんの細菌の集まりのこと

🌿腸と肌の深い関係:「腸-皮膚相関(ちょうひふそうかん)」

「肌は腸の鏡」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、腸の状態がそのまま肌の調子にあらわれるという意味です。
この関係は「腸-皮膚相関(Gut-Skin Axis)」と呼ばれ、今では科学的にも証明されつつあります。

腸の中で悪玉菌が増えて、腸内環境が乱れると、アンモニアなどの体にとってよくない物質が作られます。
それが腸から吸収されて血液に入り、全身をめぐると、肌にも悪影響を与えます。

結果として、

  • ニキビができやすくなる

  • 肌が荒れる

  • アトピー性皮膚炎が悪化する
    などのトラブルにつながることがあるのです。

つまり、美しい肌は腸から作られるということですね✨


🧠腸と心の関係:「腸-脳相関(ちょうのうそうかん)」

腸は「第二の脳」とも呼ばれています。
実は腸と脳は神経やホルモンを通して、いつも情報をやりとりしているのです。
これを「腸-脳相関(Gut-Brain Axis)」といいます。

たとえば、「幸せホルモン」として知られるセロトニンの約90%は、腸の中で作られています。
腸内環境が乱れるとこのセロトニンが減り、

  • 気分が落ち込む

  • イライラする

  • 不安を感じやすくなる
    といった心の不調につながることもあります。


⚖️腸内環境の乱れが引き起こすこと

腸の中の細菌バランスが崩れた状態を「ディスバイオーシス」といいます。
この状態が続くと、

  • 肥満

  • 糖尿病

  • アレルギー

  • 自己免疫の病気

など、体全体の不調にも関わることが分かってきています。


つまり、「腸を整えること」は、肌をきれいにするだけでなく、心と体の健康を守る第一歩なんです🍀

美肌の鍵「スキンフローラ」とは?“美肌菌”を育てる新発想

善玉菌である「美肌菌」が、天然のクリームのように肌を守ります。

腸内フローラと同じように、私たちの皮膚の表面にも「スキンフローラ(皮膚常在菌叢)」と呼ばれる、多種多様な微生物たちの生態系が存在します。このスキンフローラのバランスこそが、肌の健康と美しさを直接的に左右する鍵なのです。

スキンフローラは、大きく3つのグループに分けられます。

  • 善玉菌(美肌菌):代表格は「表皮ブドウ球菌」。皮脂や汗を分解して、肌に潤いを与えるグリセリンや、肌を弱酸性に保つ脂肪酸を作り出します。この弱酸性の環境が、悪玉菌の繁殖を防ぐ天然のバリアとなっています。
  • 悪玉菌:代表格は「黄色ブドウ球菌」。肌のバリア機能が低下しアルカリ性に傾くと異常繁殖し、アトピー性皮膚炎の悪化や皮膚トラブルを引き起こします。
  • 日和見菌(ひよりみきん):ニキビの原因で知られる「アクネ菌」が代表。普段は肌を弱酸性に保つ働きもしますが、皮脂が過剰になると増殖してニキビの原因になります。

大切なのは「多様性」

ある研究では、日本人女性の肌を調査した結果、スキンフローラの多様性(様々な種類の菌がバランスよく共存している状態)が高い人ほど、肌のキメが整い、毛穴が目立たないという結果が出ています。美肌のためには、特定の菌を増やす・減らすというより、多種多様な菌が共存できる豊かな生態系を育むことが大切なのです。

今日から始める!マイクロバイオームを育む内外美容法

内側と外側、両方からのアプローチが「育菌」の鍵です。

では、どうすれば腸と皮膚のマイクロバイオームを健やかに育むことができるのでしょうか。「殺菌」から「育菌」へ。発想を転換し、内側と外側からのトータルケアを始めましょう。

【内側からのケア(腸活・インナーケア)】

  1. プロバイオティクスを摂る
    生きた善玉菌そのものを食事から取り入れます。ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌、ぬか漬け、チーズなどの発酵食品を積極的に食卓へ。
  2. プレバイオティクスを摂る
    腸内にいる善玉菌のエサとなる成分です。水溶性食物繊維(海藻、きのこ、大麦など)やオリゴ糖(玉ねぎ、ごぼう、バナナ、大豆製品など)を意識して摂りましょう。
  3. シンバイオティクスを実践する
    プロバイオティクスとプレバイオティクスを一緒に摂ることで、相乗効果が期待できます。「わかめとキノコの味噌汁」「ヨーグルトにバナナときな粉をかける」など、賢い組み合わせを楽しみましょう。

【外側からのケア(スキンケア)】

  1. 洗いすぎない
    洗浄力の強い洗顔料やゴシゴシ洗いは、美肌菌まで洗い流してしまいます。
    弱酸性でマイルドな洗浄剤を選び、たっぷりの泡で優しく洗いましょう。
  2. 徹底した保湿
    肌の潤いは、美肌菌が元気に活動するための住処です。
    セラミドやヒアルロン酸など、肌のバリア機能をサポートする保湿成分で、水分をしっかり閉じ込めましょう。
  3. 紫外線対策を怠らない
    紫外線は肌細胞だけでなく、スキンフローラのバランスにもダメージを与えます。
    季節を問わず、日焼け止めなどで毎日対策を行いましょう。

外部リンク

産業技術総合研究所(AIST):「マイクロバイオームとは?」

ヤクルト中央研究所:「マイクロバイオーム」(健康用語の基礎知識)

「ともしび」で嬉しい変化を実感されたお客様の声

今年に入って月2~3回のペースで通わせてもらっています。
そのおかげが今年はとても調子が良く、この暑い夏も元気に過ごせました。
いつもは温度の高い早目の時間で予約するのですが、今回は少し遅めの時間で予約しました。
酵素の温度はいつもよりマイルドでしたが、しっかりあったまりつつめちゃくちゃリラックス出来てとても良かったです。

アコさん(女性/40代/自営業)

初めて酵素風呂利用させていただきました。
まず店内の発酵ぬかの匂いにびっくりしました。

丁寧な説明があり、安心して酵素風呂利用か出来ました。

体感的には海水浴で砂風呂をしている感覚で、岩盤浴よりも優しい熱さですが5分位で身体の芯から温かくなり10分で充分熱くなり汗を感じ15分が長く思えました。

短時間なのに熱感の持続性が抜群でした。

初回なので肌の効果は分かりませんでしたが、髪のツヤとハリが出ていてびっくりしました。

自律神経系が気になっていたのですが、その夜はぐっすり深い睡眠がとれました。

自宅での入浴で汗の出方に変化があり、代謝が良くなっていると実感しています。

今まではヘッドスパを利用していましたが、この料金と内容や効果を考えると、酵素風呂は絶対オススメです。

1回目でこれだけ効果を感じれたので、回数券を購入させていただきました。手作り酵素ドリンクも美味しくてリピします。

ちかさん(女性/40代/会社員

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 酵素風呂で腸内環境や肌の調子が良くなるのはなぜですか?

A. 酵素風呂の温熱作用で体がしっかり温まると、血流と代謝が活発になります。
その結果、腸の動き(ぜん動運動)が促され、腸内フローラのバランスも整いやすくなります。
また、発汗によって老廃物の排出が進むことで、肌のくすみや乾燥の改善にもつながります。
温活によって「腸からきれいになる」実感を得られるのが、酵素風呂の大きな魅力です。


Q2. 「美肌菌」を育てるには、酵素風呂はどんな効果がありますか?

A. 酵素風呂の米ぬかや発酵熱には、肌にやさしい天然の酵素や微生物が豊富に含まれています。
この発酵環境が、肌の常在菌(スキンフローラ)を健やかに保つサポートをしてくれます。
強い洗浄や殺菌ではなく、自然の発酵力で肌を整える――それが酵素風呂ならではの「育菌美容」です。


Q3. マイクロバイオームを整えるために、酵素風呂以外でできることはありますか?

A. はい。酵素風呂の温活とあわせて、毎日の食事でも「発酵食品」や「食物繊維」を意識して摂るとより効果的です。
ヨーグルト・納豆・ぬか漬け・味噌汁などの発酵食品に、野菜や海藻、きのこ類を組み合わせるのがおすすめです。
体を温めながら“菌を育てる”ライフスタイルで、内側と外側から美と健康をサポートしましょう。

まとめ:菌を育てて、内側から輝く美しさを

明るい日差しの野原に一歩踏み出し、笑顔でさわやかな深呼吸をする日本人女性。体毒から解放された人生を象徴するように、活力を取り戻し、健康的でエネルギーに満ち溢れている。ポジティブで気分が高揚するような画像。あなたの体を支える小さなパートナーを大切にしましょう。

私たちの体は、自分だけの細胞で成り立っているのではなく、100兆個もの微生物たちとの壮大な共生関係によって支えられています。
このマイクロバイオームという生態系こそ、私たちの健康と美容を根本から支える「もう一つの臓器」なのです。

腸内フローラは肌の美しさ(腸-皮膚相関)や心の安定(腸-脳相関)に深く関わり、スキンフローラは肌の潤いやバリア機能を直接コントロールしています。
これからのヘルスケアは、「菌を殺す」から「良い菌を育てる」という視点へのシフトが不可欠です。

まずは朝食のパンを納豆ごはんに変えてみる、洗顔方法を少し優しくしてみるなど、できることから始めてみませんか?

あなた自身のマイクロバイオームという、かけがえのないパートナーを大切に育むこと。

それが、内側から輝くような本質的な健康と美しさを手に入れるための、最も確実な一歩となるはずです。

「発酵」の力で、あなたのマイクロバイオームをサポート

発酵食品を食べる内側からのケアに加え、体の外側からも「発酵」の力を取り入れてみませんか?「米ぬか酵素風呂 ともしび」は、米ぬかが微生物の力で発酵する自然熱を利用した温浴法です。体を芯から温めて血行を促進し、良質な汗をかくことは、健やかなマイクロバイオーム環境を育むための素晴らしいサポートになります。

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ご自身の体を労わる新しい習慣を、ぜひ「ともしび」で始めてみてください。

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