春の陽気に誘われて衣替えの季節がやってきました。日中は暖かく、お家の中でもつい薄着で過ごすことが増えてきますよね。
ところが、そんな季節の変わり目に「なんだかお腹の調子が悪い」「朝起きると体がだるい」「風邪をひきやすくなった」と感じる人も少なくありません。
実は、その原因は”体の冷え”かもしれません。
「温かくなってきているのに冷える???」と思うかもしれませんが、気温に合わせて服装を選んでいるつもりでも、春や初夏は朝晩の冷え込みや室内の冷房で体が冷えやすい時期でもあります。
そこで今回は、温かい時期でも快適に過ごせる温活の方法をわかりやすく解説します。
体の冷えとは
■体の冷えが招く不調とは
「冷えは万病のもと」と言われるように、体が冷えることでさまざまな不調が起こりやすくなります。
冷えにより血流が悪くなると、”肩こり、頭痛、免疫力の低下、便秘、生理不順”などにつながることもあります。
■薄着でも油断大敵!
特に薄着を始める春先や冷房が効き始める夏は、体の表面は暖かくても内側は冷えている「隠れ冷え」が起こりやすい時期です。
たとえば、暖かくなってきたので半袖・短パンで過ごすようにしたら
- □ お腹を下しやすくなった
- □ 就寝時に体の芯から冷える感じがする
- □ 寝起きに足がだるく感じる
- □ クーラーの効いた部屋で長時間過ごしていると肩がこる
- □ 胃もたれや食欲不振を感じる
- □ むくみやすくなった
こんな症状が思い当たる人は、実は体の深部が冷えているサインかもしれません。
▼関連リンク
なんとなく不調…それは”隠れ冷え”のせい? 無理なくできる温活のコツ
足元やお腹周りを冷やすことで、知らず知らずのうちに自律神経のバランスが崩れ、不調を感じやすくなることもあります。
このようなリスクを防ぐためにも、”春夏でもしっかりとした「温活(温める生活習慣)」”を意識することが大切です。
▼体の冷えについて参考リンク
自分の冷え症のタイプを知ろう!冷え症の原因・症状・改善(外部リンク)
薄着でも温活
■おしゃれも冷え対策も両立!工夫次第で快適に
薄着の季節でも冷えを防ぎつつ、おしゃれも楽しみたいですよね。
そんなときは、以下のようなポイントを意識することで、薄着でも温活が実現できます。
「3つの首」を温める
首・手首・足首は太い血管が通っており、ここを冷やさないようにするだけでも全身の冷えを防ぎやすくなります。
スカーフやアームカバー、靴下などのアイテムでおしゃれにカバーしましょう。
重ね着で調整しやすく
脱ぎ着がしやすいカーディガンやストールなどの「羽織りアイテム」をバッグに入れておけば、室内の冷房や朝晩の気温差にも柔軟に対応できます。
特に春夏は気温差が大きいため、調節できる服装があると安心です。
機能性インナーを味方に
春夏でも冷房や気温差による冷え対策には、吸湿性や通気性に優れた薄手のインナーが役立ちます。
《速乾性で体を冷やさず涼しさをキープ》
汗をそのままにしておくと気化熱によって体が冷えてしまうため、吸湿速乾素材のインナーで汗を素早く吸収・拡散・乾燥させることが大切です。
《化学繊維が苦手な方は注意》
多くの機能性インナーはポリエステルなどの化学繊維を使用しています。快適に着られる設計がされていますが、肌が敏感な方はチクチク感やかゆみを感じることも。
また、環境面では洗濯時のマイクロプラスチック流出といった懸念もあります。自分の体質や考え方に合った製品を選びましょう。
素材選びにこだわる
天然素材のリネンやコットンは通気性に優れ、さらっとした肌触りで春夏にぴったりです。
ただし、冷えやすい方は、内側に保温性のあるシルクやウール混のインナーを組み合わせると冷え対策になります。
さらに、最近ではオーガニックコットンや再生繊維など環境に配慮したインナー素材も増えてきています。
”羽織り物”には、軽くて吸放湿性のあるウール混やテンセル素材などがおすすめ。
また、”部屋着”にはガーゼやダブルガーゼなどの肌にやさしいコットン素材を選ぶと、リラックスタイムも快適に過ごせます。
体質や価値観に合った素材や機能を選ぶことが、心地よい春夏の温活につながります。
▼関連リンク
・簡単温活でぽかぽか生活:”3つの首”を温めて効率よく冷えを防ぐ!
・春の冷えやだるさは”ゆらぎ冷え”かも?タイプ別に実践する『温活対策』
▼マイクロプラスチックについて参考リンク
洗う時も、着ている時も、プラスチックが放出されている。洋服のマイクロプラスチック問題をどうする?(外部リンク)
冷えにくい体づくり
■日々の温活習慣
一時的に体を温めるだけでなく、冷えにくい体質を作ることが、春夏の薄着シーズンを快適に過ごすコツです。そのために日々取り入れたい温活習慣を紹介します。
① 入浴はシャワーだけで終わらせない
湯船にゆっくり浸かることで、全身の血流が促進され、体の深部まで温まります。38〜40℃のぬるめのお湯に15〜20分ほど浸かるのが理想ですが、暑がりの方や時間がない日は、5〜10分の短時間入浴でもOK。炭酸ガス入りの入浴剤を使うと、より血行が良くなります。
また、足湯や手浴もおすすめです。汗をかきすぎない程度に体の末端を温めることで、リラックスしながら温活が行えます。
② 食事で内側から温める
体を温める食材(しょうが、ねぎ、かぼちゃ、味噌など)を意識して取り入れましょう。冷たい飲み物やサラダばかりに偏らず、温かいスープや味噌汁を食事に加えることも大切です。内臓から温まることで、体の深部の冷え対策につながります。
③ 適度な運動で血流促進
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を習慣にすることで、筋肉量が増えて熱を作り出しやすくなり、自然と冷えにくい体に近づきます。特にふくらはぎは『第二の心臓』とも呼ばれ、血液を心臓に押し戻すポンプのような役割を果たします。日常生活でも意識して動かしましょう。
▼関連リンク
・汗活でデトックス!お風呂で効果的に汗をかいて、疲れをリセットしよう♪
・温活に最適!!カラダを温める食材”生姜”の驚くべきパワーとは??
・体の冷え解消には筋力維持が大切!無理なく続けられる温活習慣のコツ
Q. 暑がりでも温活は必要?
A.「暑がりだから冷えとは無縁」と思われがちですが、実は“そうとは限りません”。
汗をかきやすい人でも、冷房や冷たい飲み物の影響で内臓が冷えているケースは多く見られます。
「顔はほてるのに手足は冷たい」「クーラーの部屋で肩や腰が冷える」などの症状がある場合、体の深部が冷えているサインかもしれません。
また、「汗冷え」にも要注意。たとえば、汗をかいたままシャツを脱いだり、そのまま放置したりすると、汗が蒸発する際に体温が奪われ、皮膚が急激に冷えてしまいます。これにより体温調節が乱れ、熱がこもりやすくなり、熱中症のリスクが高まることも。
暑がりの方も、“内臓や手足を冷やしすぎないようにする『やさしい温活』”を心がけることで、体の冷えが整い、自律神経のバランスがととのいやすくなります。その結果、暑さに敏感になりすぎる状態が緩和されることもあります。
吸湿速乾性のあるインナーを選ぶ、通気性の良い服装を心がける、こまめに汗を拭く、水分をしっかり補給する、日陰で休憩するなどの工夫もあわせて行いましょう。
▼参考リンク
夏こそコワイ「冷え」体と心に起こる不調とは!(外部リンク)
まとめ
春や初夏のような薄着の季節だからこそ、”冷えには十分な対策が必要です”。
今回紹介したように、
- ◆服の素材や着方を工夫する
- ◆3つの首を温める
- ◆日常生活での温活習慣(入浴・食事・運動)を取り入れる
といったシンプルなポイントを押さえることで、薄着でも冷えにくい快適な体を手に入れることができます。
無理に厚着に頼るのではなく、体を内側から温め、冷やさない工夫を取り入れることで、春夏のおしゃれも健康も両立できますよ。ぜひ今日から、自分に合った温活習慣を始めてみてくださいね。
おしゃれも楽しみながら、賢く冷え対策をして、快適な春夏のファッションを楽しみましょう!
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