■旬の梅を取り入れて、おいしく腸活しよう
梅雨の蒸し暑い季節は、体調を崩しやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。
でも、そんな6月は、私たちの健康をサポートしてくれる“ある旬の食材の季節”でもあるんです。
それが、昔から日本の食卓を彩ってきた「梅」。
実はこの梅、「梅干しは医者いらず」とも言われるほど、梅には私たちの体の中から健康を支える力がたっぷり。特に腸内環境を整え、おなかの調子をサポートする栄養素が豊富に含まれていることから、毎日の健康習慣にぜひ取り入れてほしい旬の食材です。
今回は、「旬の梅を使った腸活のススメ」をテーマに、梅の栄養価や腸にやさしい取り入れ方、注意点まで、わかりやすくご紹介します。
最近では甘くて食べやすい”はちみつ梅”や、飲み物や調味料としても使える”梅エキス”など、”酸味が苦手な方でも楽しめる”さまざまな梅の食べ方があります。日ごろの腸活に新しい楽しみ方を見つけるきっかけになればうれしいです。
腸が喜ぶ”梅のチカラ”
■食物繊維とクエン酸で体の中からスッキリ
梅には、腸内環境を整えるのに役立つ栄養素がたっぷり含まれています。中でも注目したいのが「食物繊維」と「クエン酸」です。
梅に豊富に含まれる”水溶性食物繊維”は善玉菌のエサとなり、腸内環境のバランスを整えるのに役立ちます。便通の改善にも効果が期待でき、体の中からスッキリ感を実感できるでしょう。
さらに、果肉部分には少量ですが”不溶性食物繊維”も含まれており、腸を刺激してぜん動運動を促すサポートもしてくれます。
このように、水溶性と不溶性、両方の食物繊維をバランスよく摂ることが、腸活には理想的です。
また、梅の酸味のもとでもあるクエン酸は、疲労回復を助ける成分として知られていますが、腸内の悪玉菌の増殖を抑える働きもあり、腸内環境のバランスを保つうえでも頼もしい存在です。
▼参考:クエン酸の働き
こんな効果も!?色々な効果のあるクエン酸(外部リンク)
”旬の梅(6月前後に収穫されたもの)”は、栄養価が高く、香りや味も濃厚。まさに今こそ積極的に取り入れたい季節の味覚です。ただし、酸味や独特の香りが苦手という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にもおすすめの「やさしい梅の楽しみ方」を、次にご紹介します。
梅で美味しく腸活
■これなら試せる?やさしい梅の取り入れ方
梅は、そのまま食べるだけでなく、さまざまな形で取り入れることができます。無理なく続けるためには、少し工夫するのがポイントです。腸活を意識するなら、以下のような取り入れ方がおすすめです。
梅干し(減塩タイプ)
昔ながらの定番「梅干し」です。
スーパーでも手軽に購入でき、近年は”減塩タイプ”や”無添加のもの”も豊富にそろっています。白米のお供やおにぎりの具だけでなく、冷やしうどんやお茶漬けに添えるのもおすすめ。
発酵食品であるため、乳酸菌を含むタイプを選べば、腸内環境のサポートにも役立ちます。忙しい朝やお弁当にもぴったりの、手軽に続けられる腸活食材です。
はちみつ梅
「酸っぱい梅干しはちょっと苦手…」という方には、ほんのり甘い「はちみつ梅」がおすすめです。
デザート感覚でそのまま食べてもよし、細かく刻んでクリームチーズと和えてクラッカーに乗せれば、ちょっとしたおつまみにも。手作りも可能ですが、市販品も豊富にあるので、まずは小パックでお試しするのが良いかもしれません。
クエン酸や食物繊維はしっかり含まれているため、腸活の一歩にも◎。
*ただし糖分の摂りすぎには注意しましょう。
梅ジャム
梅の爽やかな酸味と甘さが楽しめる「梅ジャム」は、パンやヨーグルトのトッピングに最適です。
市販品もありますが、旬の青梅を砂糖と煮詰めて手作りするのも意外と簡単。果肉の繊維も摂れるので、腸にもうれしい一品です。炭酸水で割ってドリンクにしたり、豚肉のソテーにソースとして使うなど、アレンジも多彩。
冷蔵保存でしばらく楽しめるのも嬉しいポイントです。
梅酒(ノンアル梅ジュース)
「梅酒」は人気の家庭酒ですが、腸活を意識するなら、砂糖を控えたノンアルタイプの梅ジュースや自家製シロップがおすすめです。
青梅と氷砂糖で簡単に作れ、冷水や炭酸水で割るだけで爽やかなドリンクに。疲れた日のお風呂上がりやリラックスタイムにぴったり。クエン酸による疲労回復や、腸の調子を整えるサポートが期待できます。
*市販品を選ぶ際は、添加物や糖分量をチェックしましょう。
梅エキス
梅の栄養をギュッと濃縮した「梅エキス(梅肉エキス)」は、昔ながらの健康食品。
スプーンひとさじをお湯や水で割って飲むだけで、手軽に取り入れられます。ちょっとクセがありますが、慣れればクセになる味。胃腸の働きを助け、便秘気味の方にも頼れる味方です。
市販の瓶詰タイプが主流で、少量から販売されているので、まずはお試しサイズで気軽に始めてみてはどうでしょうか?
▼参考リンク:梅のいろいろの食べ方について
一般財団法人梅研究会:梅の加工品とその歴史(外部リンク)
いかがでしたか?意外とバリエーション豊富ですよね。
”あなたに合った取り入れ方”を見つけて、ぜひ梅を日常に取り入れてみてください。
知っておきたい注意点
■塩分や食べ合わせに気をつけて
梅は健康によい食材ですが、摂りすぎには注意が必要です。特に気をつけたいのが塩分です。
梅干しは1粒あたり1g前後の塩分を含むことがあり、過剰な摂取は”高血圧”や”むくみ”の原因になることもあります。1日1〜2粒を目安にしたり、減塩タイプを上手に活用しましょう。
また、梅と一緒に炭酸水やアルコールを多量に摂ると、体質によっては胃を刺激することがあります。特に空腹時は控えるのが安心です。
なお、未熟な青梅は「アミグダリンという天然毒素」を含むため、生での摂取は避けましょう。 加熱や塩漬けなど、適切に加工されたものを選ぶことが大切です。
健康的に腸活を続けるためにも、適量を守って梅を楽しんでくださいね。
まとめ
■旬の食材を活用して、腸活をもっと楽しく
今回は、腸活にぴったりの旬の食材「梅」の魅力と活用法をご紹介しました。
「梅干しは医者いらず」という言葉の通り、昔から健康を支える食材として愛されてきた梅の魅力を改めて感じていただけたらうれしいです。
腸活は、続けやすさも大切。食材に変化をつければ、飽きずに取り組むことができます。旬のものを取り入れることで、体にも心にもやさしいリズムが生まれます。
ところで、「梅雨(つゆ)」という言葉に「梅」が使われているのをご存じでしたか?
梅の実が熟す頃に降る雨という説もありますが、語源には諸説あるそうです。それでも、この季節に梅を楽しむ時間は、日々の暮らしにちょっとした彩りを添えてくれますよね。
腸活は完璧を目指すよりも、毎日のちょっとした積み重ねが大切です。これからも、楽しく続けられる健康習慣を発信していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
体も心も整う「季節の腸活」、あなたらしい形で楽しんでみてくださいね。
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